ルノー・ジャポンが主催する日本GPピットツアーの1回目が、4日のフリー走行3回目終了後におこなわれた。

 当日は、前夜に行われた「エフソク秋祭り」などで幸運にも参加権をゲットした方々が参加。F1の生の世界を味わった。

 普段はまず入れない、F1のパドック。場内に入場された参加者のみなさんは、当初から興奮を抑えきれない様子だ。まず最初はパドックでしばしの自由時間。ルノーユーザーではないが、フェルナンド・アロンソやニコ・ロズベルグと出会い、サインをもらうなどすることができた。

 そして、いざピットレーンへ。まず向かったのは、レッドブルのピットガレージだ。セバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドのマシンを間近に観察。メディアでもなかなか近づくことのできない、予選出走直前のマシンを、まさに“手に届くところ”で観ることができた。

 続いてロータスのピットへ。ロータスはこの日、特に大サービスの見学ツアーとなった。まずはロメイン・グロージャンのシートを仔細に観察。その後はステアリングやサイドポンツーンのカウルを実際に持たせてくれるなど、至れり尽くせりの内容だ。



 続いてトロロッソのピットへ。ダニエル・クビアトのレッドブル昇格が決まるなど、注目が集まる同チーム。ここでも、複雑なデザインのペイントなど、カウルを間近で見ることができた。

 そして最後は小林可夢偉が所属するケータハムへ。ここでは、日本GPに向けて用意された新型のフロントウイングがガレージ前に置かれていて、旧型との違いを存分に見ることができた。


 これでピットツアーは終了。ケータハムのガレージ内を通って、ふたたびパドックへと戻る。道中、可夢偉に遭遇してサインをもらうなど、実に幸運だ。

 参加者は口々に「絶対見れない世界。マシンもそうですけど、有名人が普通に歩いているところがすごかった。可夢偉にも会って『頑張って』と直接言えたし」「一生に一度の経験ができました。ドライバーとの距離も近くて、テレビで観てる世界が目の前にあって……マシンのパーツにも触らせてもらえて、よかったです。終わってから、やっと実感した感じです」などと、感想を語ってくれた。中には、「カウルの裏とか、小道具の完成度の高さに感動しました。F1のすごさを実感しましたよ」というマニアックな感想も。

 最後にはレッドブル・レーシングのインタビューボードの前で記念撮影。ルノー・スポールのグッズが入ったお土産も貰い、1時間半のツアーはあっという間に終わってしまった。

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