GP2シリーズに長年参戦していたステファノ・コレッティが、KVレーシング・テクノロジーからベライゾン・インディカー・シリーズに参戦することが明らかとなった。
2011年からGP2に参戦しているコレッティ。昨年はレーシング・エンジニアリングから参戦し、2勝を挙げシリーズ6位で終えている。今季は活動の場をアメリカに求め、2月にNOLAモータスポーツパークでKVレーシングのテストを受けた。チームは、セバスチャン・ブルデーのチームメイトとして彼を迎え入れる予定だ。
「僕はいつもインディカーでレースをしたいと望んでいたし、海外にも住んでみたかったんだ。インディカーは、すばらしい選手権で、とてもレベルが高い。NOLAでテストを行った時、素晴らしい雰囲気だったし、チームも歓迎してくれた。インディアナポリに行くのが待ちきれないし、4号車のクルーと一緒に仕事を始めたいね」とコレッティ。
共同オーナーのジミー・バッサーは、コレッティがオーバルの走りを学ぶ必要性があるが、すぐに適応できると考えているようだ。
「ステファノは、ハイレベルなGP2で勝利することができることを示している。我々は、NOLAのテストの間に見せた彼の知識やフィードバックに関して非常に感銘を受けたんだ。特にオーバルでのカーブの走り方を学ぶ必要があるが、ステファノがすぐに克服できると誰もが感じているよ」
KVレーシングは、3月16、17日に行われる公式テストの前に、NOLAモータースポーツパークでシボレーのエアロキットを搭載しテストを行う予定だ。