2015年F1アメリカGPの日曜、トロロッソのマックス・フェルスタッペンは予選10位/決勝4位、カルロス・サインツJr.は予選20位/決勝7位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
マックス・フェルスタッペン 予選10位/決勝4位
今日のレースはものすごく楽しかったよ! 4位というのはすごくいいリザルトだ。今日可能な最大限の結果だった。本当に本当に嬉しい!
今日はいいバトルをたくさんした。今シーズンここまでで間違いなく一番の出来だと思う。すべてが理想的にうまくいった。僕はミスを全くせず、チームも戦略面で完璧な仕事をし、正しい決断をした。
いつスリックタイヤに換えるべきかを判断するのは難しかった。交換が早すぎてロスするのはいやだから、誰かが交換するまで待つしかないんだ……。他のマシンがスリックに換えて、悪くない状態だと無線で知らされたので「よし僕らも換えよう」と言った。ソフトに換えてからはリスクをあまり冒さなかった。タイヤをうまく労わって走らなければならないのを知っていたからね。そして最後までうまく走り切ったよ。
今日のレースには満足だ。今週末頑張ってくれたチームにお礼を言いたい。
カルロス・サインツJr. 予選20位/決勝7位
本当にめちゃくちゃなレースだったね! 最初から最後まで速さがあった。今日の結果には大満足だ。今シーズンここまででベストだと思う。
20番グリッドからスタートして6位でフィニッシュするなんて信じられないよ。確かにピットレーンのスピード違反で5秒加算ペナルティを受けて7位に落ちた。ピットリミッターが作動しなかったんだ。がっかりだよ。それでも心から笑顔になれるよ!
いろいろな動きがあったレースだったね。セーフティカーが何度も出て、ピットストップの判断が難しく、オーバーテイクを繰り返し……。今日の午後は本当に楽しかった!
レースエンジニアから「お前は燃えている」とまで言われた。思わず笑っちゃったよ!
(予選で壊した)マシンを修理して決勝に間に合わせてくれたチームに感謝したい。朝の予選は大変だったけど、こういうポジティブな結果を出して皆にお返しすることができて嬉しい。
マックスもすごい結果を出したから、今日はチーム全体でたくさんポイントを手に入れることができた。僕らはそれにふさわしい仕事をしたと思うよ!