ザウバーのテクニカルディレクター、ジェイムズ・キーは、次戦ヨーロッパGPにわずかに変更したフロントウイングなどを導入、マシンにいくつかモディファイを加えて戦うと述べた。
「バレンシアはスムーズなストップ&ゴー・ストリートサーキットだ」とキー。
「路面がとてもフラットなので、メカニカルグリップの点ではそれほど問題はない。重要なのは、低速コーナーでのブレーキングスタビリティとトラクションだ。バレンシアでは、新しいピレリのミディアムコンパウンドを走らせることになった。このタイヤはカナダでテストをしたものの、未知の要素となる。カナダは全く違うコースだし、おそらく温度に関連するコースコンディションも異なる。タイヤについて理解しなければならず、土日に向けて金曜にすぐにうまく使えるようになる必要がある」
「今回フロントウイングや他のパーツを少し変えるなど、マシンにいくつかモディファイを加える。パフォーマンスレベルがカナダの前の状態に戻ることを期待している。カナダではドライコンディションで思ったようなパフォーマンスを見せられなかった。バレンシアでのパフォーマンスレベルを向上させるためにマシンバランスの改善に懸命に取り組んできた」
「セルジオ(・ペレス)を復帰させるつもりであり、週末を通して彼と働けることを期待している」