ザウバーのテクニカルディレクターを務めるジェイムズ・キーは、モナコGPで小林可夢偉と共に勝ち取ったポイントを欠場のセルジオ・ペレスに捧げると語った。
「いつものモナコのように、みんなにとって非常に盛り沢山なレースだったね。セルジオ(・ペレス)がレース欠場となり、可夢偉一台だけのレースだったから、チームの望みは可夢偉に託されていた」とキーは語っている。
「我々は1ストップ作戦をとり、新品のソフトタイヤでスタートした後、セカンドスティントではスーパーソフトタイヤをチョイスした。可夢偉は本当に見事な走りを見せてくれたと思う」
「とても複雑な週末を過ごした後にこうしてポイントを持ち帰ることができたことは、チェコのクラッシュに対する気持ちやパフォーマンスといった面でも素晴らしいことだった」
「我々はこのポイントを彼に捧げたいと思っており、モントリオールでは普通の週末を過ごせるよう願っている」
可夢偉は今回の入賞で5戦連続となるポイントを獲得。また、この5位はモナコでの日本人ドライバー歴代最高順位となった。