ザウバーのチームプリンシパル、ペーター・ザウバーは、2010年のシーズン中にドライバー交代を行ったことを後悔してはいないと述べた。
2010年、ザウバーは、小林可夢偉のチームメイトとしてベテラン、ペドロ・デ・ラ・ロサを走らせていたが、シンガポールGPからデ・ラ・ロサの代わりにニック・ハイドフェルドを起用した。
これに納得していないデ・ラ・ロサは、「最終戦の後にペーター・ザウバーをつかまえて(自分を解雇したのは)正しい決断だったかどうか確かめたい」とコメントしていた。
チームの公式サイトのインタビューにおいて、再び当時に戻っても同じようにシーズン中にドライバー交代を行うかと聞かれたザウバーは、「イエス。そうするよ」と答えている。
「我々はパフォーマンスにおいて自分たちがどのあたりまで来ているのかが分からなかった。ドライバーはふたりとも今年からチームに加入し、我々は彼らのことをあまりよく知らなかったので、マシンがどの程度いいのかが分からなかったのだ。信頼できるベンチマークがなかったということだ。ニックとは長年一緒に働いてきて、彼のことはよく知っている。そのため、さまざまな要素を正しく評価することができた」