失格処分になったものの、オーストラリアGP決勝をシングルポジションでフィニッシュした小林可夢偉とセルジオ・ペレスのふたりをチーム首脳は高く評価している。
スチュワードの決定前にチームが発行したプレスリリースには、ペーター・ザウバー代表の次のようなコメントが掲載されている。
「8位に入った可夢偉は素晴らしい仕事ぶりだった。セルジオ(・ペレス)については、彼が35周にわたってどうのようにユーズドのソフトタイヤ1セットのまま一貫したラップタイムを刻み続けたか、全く説明がつかない」
テクニカルディレクターのジェームス・キーも「ふたりのドライバーはまさに我々が望んでいたレースをしてくれた」とコメントしている。
またキーは、ペレスの1ストップに対して可夢偉が2ストップを選択したことについても次のように説明している。
「可夢偉に関してはレースも戦略もうまくいった。彼は予選で使用していたタイヤだったので、2度ピットストップを行わなければならなかったんだ」