メルセデスのミハエル・シューマッハーは、2週間後のF1日本グランプリで10グリッド降格のペナルティを科されることになった。

 シューマッハーは、シンガポールGPの決勝で最初にセーフティカー出動した後、再スタートが切られた39周目に前を走るトロロッソのジャン−エリック・ベルニュに追突。彼を巻き添えにしてリタイアを喫した。

 レース後、シューマッハーはマシンにトラブルがあったとコメントしているが、事故を審議したスチュワードは次戦の日本グランプリで彼に10グリッド降格という重い処分を下すことを決めた。

「僕のレースは本当に不運な形で終わってしまった」と、シューマッハー。
「ベルニュのマシンに突っ込んでしまったんだ。その直後、彼は僕からの謝罪を受け入れてくれた」

「なぜああいうことが起こったのか、はっきりとは分からない。ブレーキを踏んでいたのに、通常ほどしっかり減速しなかった。それで前のマシンを避けることができなかった。何が起きたのか、解明する必要がある」

 一方のベルニュは、シューマッハーに対して怒ってはいないと述べている。
「僕はあの時、ペレスをつかまえることに集中していて、そのためにブレーキングを遅らせた。何が起きたのか、正確には分からないが、ミハエルはブレーキングを少し遅らせすぎて、僕を避け切れずにクラッシュしたんじゃないかな。それについて怒っても意味がない。レースではそういうことが起こることもあるんだ」

「全ドライバーの中で一番経験豊かなドライバーですらミスを犯すことがあるってことだよ! 彼は謝ってくれたし、それでこの件は終わりだ」

本日のレースクイーン

星沢しおりほしざわしおり
2025年 / スーパーGT
KENWOODレディ
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年8月号 No.1610

    スーパーGT熱闘最新アップデート
    GT500 3ワークス開発概況
    『24年モデル』GRスープラの“穴”を突け

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円