2010年F1第8戦カナダGPの金曜プラクティスを終えたメルセデスのミハエル・シューマッハーが、タイヤに苦労したと語り、メルセデスは速さでは3番目あたりだと思うと予想した。
■メルセデスGPペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ミハエル・シューマッハー フリー走行1=2位/2=9位
今日の僕のセッションは、少し問題があった。午前中は前進できたものの、終盤にいくつかの問題を解決できず、2回目のセッションに持ち越してしまった。午後、主に集中したのはタイヤをしっかり使いこなすこと。路面はラバーが十分のっておらずとてもグリーンな状態で、タイヤにとってはかなり厳しかった。実際、みんなグレイニングに苦しめられていたようだしね。もし雨が降れば、路面はグリーンなままとなり、ハード側のコンパウンドでも、タイヤを再びうまく使うのは恐らく難しくなるだろう。明日に向けては、僕らがどんなことを成し遂げられるのか予想するのは難しい。僕らは速さとしてはチームとして3番目あたりにくると予想しており、僕の感じではそのあたりのパフォーマンスになるんじゃないかと思う。
ニコ・ロズベルグ フリー走行1=4位/2=3位
路面がとてもスリッパリーでコンディションが難しかったが、今日成し遂げた前進には総合的に満足している。このサーキットにあわせた良いセットアップ変更もできたし、タイヤのパフォーマンスを把握するための作業に多くの時間を費やせた。ソフトのオプションタイヤは特に難しく、多くのチーム同様に僕らもちょっと苦しんだ。でも、全体的に見るといいスタートが切れたし、予選前の今夜分析すべき多くの情報を収集できた。