ミハエル・シューマッハーは、メルセデスはタイヤのデグラデーションの面において改善を図る必要があると語った。
バルセロナF1テスト2日目にシューマッハーは79周を走行、午後にソフトタイヤを使用したショートランの中で自己ベストタイムをマークした。しかしこのタイムを記録した8周のランにおいて、5周の間に2秒タイムが低下、最終的にタイムは約4秒落ちている。
「(デグラデーションが)ないのがベストだ」とシューマッハー。
「誰にでもあるものだし、他チームと比較して僕らがどの程度なのかは分からない。でも僕らよりいい状態のチームはある。だからもっと向上させられるはずだ」
2日の午前中に2回赤旗が出る原因を作ったシューマッハーだが、この日予定していたプログラムはこなせたと述べている。
「午前中は少し手間取った。僕らが2度赤旗を出し、他のマシンによる赤旗中断もあった。でも午後は順調にいった。必要な作業のほとんどをこなせたから問題ないよ」
シューマッハーのこの日のベストタイムは、ロータスのロメイン・グロージャンがマークしたトップタイムと約1.3秒差の8番手だった。