2010年F1第6戦モナコGPの日曜決勝で、メルセデスのミハエル・シューマッハーはペナルティで12位に降格され、オーバーテイクは許されると理解しており上訴するつもりだと述べた。ニコ・ロズベルグは7位だった。
■メルセデスGPペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ミハエル・シューマッハー 決勝12位
今日のレースは、レース後のスチュワードの決定がなければ、きわめて普通のレースになっただろう。スタートは面白かったね。予定どおりにいったよ。うまく発進したが、その後少しルーベンスに引っかかった。彼を抜く機会が訪れるのを待たなければならなかったが、チームがとてもうまくやってくれた。クルーの働きは素晴らしく、ピットストップで彼の前に出ることができた。最終的な結果で僕は12位に降格されてしまった。これは僕にとって本当に不本意な結果だ。僕らはこの決定に対して上訴するものと僕は理解している。“セーフティカー・イン、トラック・クリア”のメッセージで、レースコンディションに戻ると僕らは理解していた。それで僕はフェルナンドを抜いたんだ。
ニコ・ロズベルグ 決勝7位
今週末にはとても高い期待を抱いていたので、7位どまりに終わり、がっかりしている。予選ではフロントロウレベルの速さがあり、もしフロントロウが獲れていたら、表彰台フィニッシュの可能性があったはずだ。決勝ではタイヤをうまく管理し、前のマシンがピットインして目の前がクリアになった際には速いラップタイムで走行した。それは、ここで僕らがコンペティティブだということを示すために重要だった。今週末頑張ってくれて、シーズンここまででベストのマシンを用意してくれたチームに心から感謝したい。ポイントを獲るのは重要だった。今後も前向きな姿勢を崩さず、これからのレースを楽しみにしていこう。