2014年のF1デビューを目指すセルゲイ・シロトキンがロシアのソチ・インターナショナル・ストリートサーキットでザウバーのF1マシンを使ってデモ走行を行った。シロトキンがF1マシンに乗ったのはこれが初めて。

 ロシア出身でザウバーの育成ドライバーであるシロトキンは、来年ロシアGPの舞台となるソチ・サーキットの一部を使い、700mにわたって走行した。

 ザウバーはロシアの投資者と大規模な契約を結び、その一環としてシロトキンを来年F1に参戦させるために育成することを決めた。

 スーパーライセンスを取得していないシロトキンのため、チームは来季開幕までの間に約15日にわたり走行の機会を設けることを予定、10月末には本格的なテストプログラムを開始するものとみられている。

 F1レギュレーションではテストにおいてその年とその前の年のマシンの使用が禁じられているため、2011年のマシンが使用される見込みだ。

 しかし、エンジン調達などの問題でザウバーの以前のマシンを走らせることは難しく、テストには2011年型のフェラーリが使用されるものとみられている。

「ザウバーのマシンは使わないと思います。ザウバー以外のマシンを使う方が困難でないからです」と代表のモニシャ・カルテンボーンが述べている。

 シロトキンの初の本格テストの場所はまだ明らかにされていないが、イタリアで行われるものと考えられている。

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