ルノーF1チームの買収者候補とされているジェラルド・ロペスが、同チームの買収に関心を持っていることを認めた。
グラビティー・スポーツ・マネージメントとマングローブ・キャピタル・パートナーズの創業者であるロペスは、モナコでのモータースポーツ・ビジネス・フォーラムにおいて、ルノーF1チームの買収に関心があり、今はF1参入に適した時期であると述べている。
ルノーの買収者候補は4者いると報じられており、その中にはプロドライブのボス、デイビッド・リチャーズも含まれている。
「我々はじっくり情勢をうかがっている」とロペスはガーディアン紙に対してコメントしている。
「我々は以前から、F1関係者の友人としてF1にかかわり、その環境の中でいくつかビジネスも手がけてきたが、より深く関与することはこれまで考えなかった」
「しかし今、新たなチームや新たな投資者にチャンスが訪れている。今は不確実な時ではなく、変革の時である。我々は変革の時代の真っ只中にいる。我々はある他の可能性を検討した」
「今はこのスポーツに参入し、改革が行われるであろう土台を足場として活動していくチャンスがあり、我々がその改革の一部になれると信じている」
「ルノーと契約するなら、コンストラクターズチームとして自分たちの基礎を築くことになる。それはまた違った種類のビジネスとなる」
ルノーは今後のF1活動についての発表をクリスマス前には行うものと見られている。