F1ベルギーGP決勝は、スタートで多重クラッシュが発生し、2番手スタートの小林可夢偉を含む上位のマシン数台が巻き込まれた。
スタートでは、8番グリッドのロメイン・グロージャンがイン側に寄せて7番手スタートのルイス・ハミルトンを牽制し、ここで最初の接触が発生する。コントロールを失った2台は、1コーナーにターンインしていたセルジオ・ペレス、フェルナンド・アロンソ、そしてスタートを失敗した可夢偉に次々と接触し、ここで多重クラッシュに拡大。コース上に大量のパーツが飛び散った。
アロンソ、ハミルトン、グロージャンはその場でリタイア。コースに復帰したペレスもピットに戻りマシンを降りている。
可夢偉はリタイアこそ免れたものの、2度のピットインを余儀なくされ、最後尾にドロップ。6番グリッドのパストール・マルドナドは明らかなジャンプスタートでペナルティを科せられた上に、リスタート後に他車と接触し、リタイア。
レースはセーフティカー明けの5周目から再スタートが切られている。