エイドリアン・スーティルは、新たにフォース・インディアのテスト&リザーブドライバーになったニコ・ヒュルケンベルグについて、彼がレースドライバーの座を獲得できなかったのは残念だと語った。
26日、フォース・インディアは、2011年のドライバーラインナップとして、レースドライバーのスーティルとポール・ディ・レスタ、テスト&リザーブドライバーのヒュルケンベルグの起用を発表した。
ヒュルケンベルグは昨年ウイリアムズでF1にデビューし、ポールポジションを獲得するなどして評価されたものの、財政難に苦しむウイリアムズは、多額のスポンサーマネーを持ち込むパストール・マルドナドと契約、ヒュルケンベルグはレースシートを失った。
スーティルは、同じドイツ出身のヒュルケンベルグについて、Auto Bild Motorsportに次のように語ったと、Motorsport.comが伝えた。
「ニコはF1で走るのにふさわしいドライバーだ。間違いない」
「残念だね。でも完全に離れるよりはテストドライバーになる方がいい」
ヒュルケンベルグはフォース・インディアと長期契約を結び、2012年のレース復帰を狙っている。