2011年F1ヨーロッパGPの土曜予選で、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは10位、ポール・ディ・レスタは12位だった。
■フォース・インディア・フォーミュラ・ワン・チーム
エイドリアン・スーティル 予選10位(ノータイム)
今週末を通してマシンはかなり好調だ。今日はQ3に行けるチャンスが高いと思っていた。それでも1周をうまくまとめる必要があることは分かっていた。僕はマシンのポテンシャルを最大限に引き出せたから、この結果はとても嬉しい。レースのためにソフトタイヤを1セット残しておいた方がいいと考えたため、Q3では走らなかった。Q2ではハイドフェルドの方がコンマ3秒速かったから、10位より上を狙うのは難しいと思ったしね。いいグリッドを獲れたけれど、肝心なのはレースだ。このグリッドを明日はポイントフィニッシュにつなげたい。
ポール・ディ・レスタ 予選12位
フリープラクティスで問題があり、昨日は計測ラップを3周しか走れなかったから、今日は不利になることは分かっていた。でも午前中、予選に向けてマシンへの理解を深めるべくベストを尽くした。Q2の最後のフライングラップではぎりぎりの走りをしていたが、ターン17で小さなミスをした。ダウンシフトをミスし、ワイドになってしまったんだ。それでラップ序盤に築いたアドバンテージを失った。結局12番手からのスタートになったが、今週末ここまでのことを考えるとそれほど悪くはない。ポジティブな気持ちは失っていないし、ここから入賞争いができると思う。ただ、燃料をたくさん積んでのロングランができなかったことだけが未知の要素となる。エアロバランスをどういう状態からスタートすべきか、いつタイヤをいたわるべきかが予想しづらい。だから自分たちが知っていることを最大限に生かしていくよ。