全日本選手権スーパーフォーミュラの第1戦は13日、鈴鹿サーキットで新名称での最初のフリー走行が行われ、山本尚貴(TEAM無限)が1分38秒127でトップタイムをマークした。

 いよいよ2013年の開幕戦を迎えた全日本選手権スーパーフォーミュラ。名称も新たに迎えた鈴鹿サーキットでの第1戦の予選日は、やや肌寒さは残るものの快晴に。新シリーズの幕開けにふさわしい天候となった。

 迎えた9時5分からのフリー走行では、各チーム予選に向けたメニューをこなしていくことに。時折コースアウト等もあったものの、大きなトラブルなくセッションは推移した。終盤に向けていったんマシンがピットに戻り、予選モードのシミュレーションが本格的にスタートしたのは残り5分になってからだ。

 それまで松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)、小暮卓史(NAKAJIMA RACING)というベテランふたりがトップ2を占めていたものの、最後にアタックした山本が全員のタイムを塗り替え、トップに浮上。2011年の開幕戦鈴鹿ではポールポジションを獲得した経験をもつ山本が、幸先のいい滑りだしをみせた。

 2番手につけたのはカラーリングも一新されたTEAM IMPULの松田。3番手には昨年タイトルを争った伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)がつけた。4番手はジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)、最後のアタックが不調に終わった小暮が5番手となった。

 6番手につけたのは、オフのテストからルーキーらしからぬ速さを披露する平川亮(KYGNUS SUNOCO)。昨年のチャンピオン、中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)は8番手となった。インディカー参戦の合間を縫ってスーパーフォーミュラ参戦している佐藤琢磨(TEAM無限)は12番手だった。

 このセッションではトップ15が1秒以内につける超僅差となっており、トップ8までホンダエンジン車とトヨタエンジン車が交互につけるなど、激戦を予想させる展開となっている。

本日のレースクイーン

小高実和おだかみわ
2025年 / スーパー耐久
Access Racing
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円