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国内レース他ニュース

投稿日: 2010.11.09 00:00
更新日: 2018.02.15 23:31

スーパー耐久仙台ハイランド JS RACINGレースレポート


スーパー耐久シリーズ2010 第6戦
ハイランドスーパー耐久400kmレース
J'S RACINGレースレポート

ステラブル制動屋J'S RACING S2000
69号車 ドライバー
中西真史、赤星陽太郎、梅本淳一

2010年10月17日(予選・決勝)
会場:仙台ハイランドレースウェイ
天候:晴れ
レース距離:400km

クラス4
予選:8位  決勝:8位

2010年スーパー耐久シリーズも終盤となった第6戦。仙台ハイランドは優勝経験もあり、J'S RACINGにとって相性が良いので期待感を持ってサーキットに入りました。梅本選手以外の2名のドライバーは仙台ハイランドの走行経験が無く、フリー走行で精力的にラップを重ねます。日曜日の午前中に行われた予選。前日のフリー走行で経験のある他チームの同等のタイムをマークするものの、A/Bドライバー合算タイムのコンマ数秒差で8位となりました。続いて午後に行われた決勝の400kmレースがスタート!オープニングラップでは大きな混乱もなくラップを重ねます。早めのルーティンで、スタートドライバーの赤星選手から梅本選手にバトンタッチ。このコースを得意とする梅本選手がロングランを担当し、ベストラップを刻みながら周回を重ねます。後半に差し掛かり、中西選手に交代。大きなトラブルもなく、クラス8位でチェッカーを受けました。

次回は11月28日にもてぎのスーパースピードウェイで行われる最終戦。国内レース唯一のオーバルレースでは、イギリス人ドライバーを迎えての参戦を予定! 最終戦もJ'S RACING LABSチームへのご声援をよろしくお願い致します!!

●中西真史選手
フリー走行では予選のシミュレーションも行い、他車と遜色ないタイムで走ることができましたが、上位クラスの車両との混走でタイムを落とさない事が課題となりました。予選では梅本選手に頂いたアドバイスを元にアタック。なんとか自己ベストタイムを出すことができました。決勝レースでは第3スティントを担当し、フレッシュタイヤでコースイン。同一周回のチームとバトルを楽しむことができましたが、ミスを突かれて順位を落としてしまい、実力不足を痛感しました。残念ながら私は今回が最後のレースとなってしまいました。初の公式レースがこのS耐となった私を支えてくれた梅本選手、赤星選手、J'S RACING LABSチームの皆様、ファンの皆様、1年間本当にありがとうございました。将来の機会に向けて、今後益々精進したいと思います。

●梅本淳一選手
新人育成の為に始めた、今年のJ'S RACING スーパー耐久プログラム。第6戦の仙台ハイランドはJ'S RACINGにとって非常に相性のいいサーキットでしたのでサーキット入りした日から、かなりの期待感を持っていました。しかし、新人にとっては全く初めて走行するサーキットで、練習時間もままならぬままスケジュールが進み、気付けば決勝という最悪のパターンで迎えなければなりませんでした。新人ゆえにスキルが不足しているのは当たり前のこと。それを補うのは練習しか無いにもかかわらず、熟練ドライバーのような日程でサーキット入りし、必要最低限のスケジュールで優勝争いのレベルまで持っていくことは不可能だと新人は再認識したでしょう。やはりワンメイクレースのような地方選手権に最低でも1シーズン出場した上で、上位レベルのレースに参戦するといった基本的なスタイルが大事だと私自身も再認識しました。モータースポーツは、能力×資金×運の掛け算でその成果がでるスポーツです。私自身もその事を再び思い返して、これからの新人育成をすべきだと感じました。次回のオーバルコースでのレースではイギリスよりドライバーを招き、気合を入れて参戦します。是非、最終戦も楽しみにして下さい。

■ST-4クラスリザルト

順位 No  車名
1 95  特許リジットカラーS2000
2 18  コスモソニック21FKingsDC5
3 62  ホンダカーズ東京G/Mインテグラ
4 74  TUBE RACING DC5
5 60  RCBwithKRPウインマックス、テイン、ワコーズ
6 41  TRACY SPORTS S2000
8 69  ステラブル制動屋J'S RACING S2000


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