GTアソシエイションは28日、2014年のスーパーGTシリーズに参戦する年間エントリーリストを発表した。GT500クラスは15台、GT300クラスは25台がエントリー。この年間エントリーで体制が少しずつ明らかになってきたチームもある。

 今季のスーパーGTは、GT500クラスでは車両規定が大幅に変更。DTMドイツツーリングカー選手権と規定を統一したマシンをレクサス、ホンダ、ニッサンの3メーカーが開発し、現在テストが進められているが、28日には鈴鹿で1分47秒という驚異的なタイムが記録されるなど、その速さに注目が集まっている。

 そんなGT500クラスは、すでに3メーカーから発表されているとおり、15台がエントリー。ドライバーラインナップも各メーカーから発表されているとおりで、今季も4メーカーがGT500クラスにタイヤを供給する。

 このリストでの注目はGT300クラスだ。今季も25台、11車種がエントリーしている。すでに今季体制は各チーム、メーカーから発表されているところが多いが、この年間エントリーリストで明かされたところもある。

 まずTEAMマッハは、今季もニッサンGT-RニスモGT3でエントリー。玉中哲二がAドライバーとなっているが、もうひとりはTBNだ。また、『ラブライブ!』とのコラボレーションを発表しているPACIFIC DIRECTION RACINGは、今季も1台体制に。ゼッケンは昨年同様9のままだが、『ラブライブ!』の内容とも合いそう。

 また、DIJON Racingは13号車、48号車という2台をエントリーしている。ただし、ヨコハマを履く48号車がGT-Rで高森博士が決定しているほかは、13号車というもう1台のゼッケン以外すべてTBNのままとなった。さらに、昨年限りでハンコックとのパートナーシップを終了したKTRは、『Porsche Team KTR』というチーム名に。ドライバーには昨年アウディをドライブした都筑晶裕が名を連ねている。タイヤはヨコハマとなった。GT300クラスでメーカー名がチーム名に入るのは3チーム目だ。

 非常に気になる存在と言えるのが、ゼッケン60号車の『LM Corsa』。これまでスーパーGTでは聞き慣れないチーム名が、BMW Z4 GT3でエントリーしている。さらに、ドライバーも飯田章/吉本大樹と、強力なラインナップが敷かれている。このチームの詳細は、開幕までに明らかにされていきそうだ。

 一時1台体制になると言われていたJLOCは、昨年から1台減の2台体制となった。ランボルギーニを使用すること、ヨコハマ装着以外はすべてTBNとなっているが、こちらも今後体制が詰められていくだろう。

 今季も楽しみなラインナップが揃ったスーパーGT。新時代を迎えるレースはどんな開幕を迎えるのだろうか!? 開幕戦は4月5日〜6日に岡山国際サーキットで行われる。

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