8日、スーパーGT第9戦もてぎの会場で行われたGTアソシエイションの定例記者会見で、坂東正明代表は来季もスーパーGTは2デイ開催で実施されると明らかにし、同時にファンが観戦できる公開テストの実施も検討していると明らかにした。

 昨今の経済情勢の事情から、2008年まで金曜日にテストセッションが行われていたスーパーGTは2009年から金曜日に設営、土曜日に公式練習と予選、日曜日に決勝というスタイルに変わった。これは金曜の走行を減らすことでスタッフの宿泊などにかさむコストを下げることが狙いだったが、タイムスケジュールがかなりタイトになることや、若手の走行時間が少なくなることなど弊害も上がっていた。

 これについて坂東代表は「チームは公式練習から決勝までかなりハードスケジュールで動いている」と認めた上で、「今の経済状況の中でチームの状況を考えるとかなり苦しい。全体的に見るとやはり2デイ開催の方が経済的な効果は出ています」とし、来季も2日間での開催は継続することを明らかにした。

 若手ドライバーの走行時間の不足については、チーム等からも不満が出ているようだが、この解決策として「合同テストやメーカーテストをオープンな形でやれるような状況を作って、サーキットには入場者を呼んでいただき、公開テストのような状況を作っていきたいと思います」というプランがあると語っている。

 また、来季のエントリーについて坂東代表は「今のところ大きな動きはありません。GT500クラスは継続の方向で聞いていますが、GT300クラスはまだ聞こえてきておりません」と現在はまだ状況が不明であるとしている。

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