GTアソシエイションは6日、スーパーGT第3戦セパン・サーキットのエントリーリストを発表した。GT500クラスは通常どおりの15台、GT300クラスは3台減り19台となっている。また、SG CHANGI IS350はドライバーがアレキサンドレ・インペラトーリから阿部翼に交代となる。
スーパーGT唯一の海外戦であり、今年も酷暑の中で激しいレースが予想されるセパン戦。GT500クラスでは開幕2戦と同じエントリーだが、ウエイトハンデを見ると、開幕2戦を終えてジワジワと各車にウエイトが加算されていることが分かる。最も重いのは第2戦ウイナーのMOTUL AUTECH GT-Rで52kg、第1戦ウイナーのカルソニックIMPUL GT-Rが40kgを積む。次いで重いのはPETRONAS TOM'S SC430の32kgだ。
一方、GT300クラスは開幕2戦のエントリーからエヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION、ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ、RUNNUP SPORTS CORVETTEが減り19台に。ドライバーラインナップとしては、SG CHANGI IS350のインペラトーリが阿部翼に変更となっている。
これはインペラトーリが外せない私事があるためで、今回の第3戦のみの交代。インペラトーリは「私のプライベートな都合によりセパン戦でのドライビングができなく、関係者様にはご迷惑をおかけいたします。私も非常に残念な気持ちですが、ハートはチームと共ににあります」とプレスリリースでコメントしている。
また、代わってIS350をドライブする阿部は、かつてウェッズスポーツIS350でIS350をドライブした経験もあり、「IS350は08年にもてぎで最後尾から優勝した時のマシンでもあるので、あの時のイメージを思い起こしながら、自分の持っている力を最大限に発揮し、チームに恩返しをしたいと思います」と気合が入っている様子だ。
なお、エントリー名の部分では、例年セパン戦で車名が変わっている紫電が今回も車名を変更。『EVANGELION RT TEST-01 IM・JIHAN Shiden』という英文の名称となっている。
