8月8日~9日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGT第4戦。このレースを前に、GT500クラス/GT300クラスの参加条件が発表された。

 この参加条件はいわゆる“性能調整(BoP)”と呼ばれているもので、GT500クラスはミッドシップ&ハイブリッド搭載のホンダNSXコンセプト-GTに適応され、GT300クラスには全車について最低重量/エアリストリクター径や車高が示されているほか、GT300のターボ車については最大過給圧も設定されている。

 今季、GT500クラスのNSXコンセプト-GTについては、昨年から最低重量やハイブリッドシステム重量、ハイブリッド最大アシスト出力等の数値は一切変更されていない。これは今シーズンも同様で第4戦富士でも、これまでの3戦と同様の参加条件が適用される。

 GT300クラスについては、今季ブランパンGTシリーズを運営するSROモータースポーツ・グループとのコラボレーションにより、サーキット特性に合わせた性能調整が施されることになっているが、第3戦タイから第4戦富士に向けて、GT3車両のBoP数値が変更されている。

 具体的にはアウディR8 LMSウルトラの車両重量が+10kg、BMW Z4 GT3が-15kg、フェラーリ458イタリアGT3が+5kg、マクラーレンMP4-12Cが+5kg、メルセデスベンツSLS AMG GT3が+5kg、ニッサンGT-RニスモGT3が+5kgと車両重量が変更されている。また、最大過給圧もニッサンGT-RニスモGT3とマクラーレンMP4-12Cが若干下げられている。

 そのほか、アウディR8 LMSウルトラはエアリストリクター径が3.3mm、リア側の最低地上高が3mm引き上げられており、ニッサンGT-RニスモGT3は給油リストリクター径が-2mm引き下げられている。

 一方、GT300マザーシャシーを含むJAF-GT車両の数値は変更されていない。

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