10月31日、11月1日にオートポリスで開催されたスーパーGT第7戦オートポリス。編集部が気になったレースウィークのトピックスを、いくつかお届けしよう。

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ご存知の通りオートポリスのピットは左側。そのため、今回は給油も左から。


第6戦の舞台となったSUGOもそうだが、オートポリスもピットはあまり広くない。ということで、レクサス勢はマシンを並べて間隔をチェック。ただ、ほとんど隙間がない状態……。


ちなみに今回から、GT500ではほとんどのチームがニューエンジンを投入。それぞれ、今季のバージョン3となるわけだが、勢力図の変化は……?


金曜の昼過ぎからは、S Road MOLA GT-Rが早速タイヤ交換の練習を行っていた。準備が早い&気合い十分!


ところで、S Roadの本山哲が今年からシューズを替えたのをご存じだろうか? このグリーンのOMPのシューズはかなり目立っていた。


GT300クラスにはエントリーリストに変更が……。UPGARAGE BANDOH 86は前戦SUGOで登録ドライバーが4名を超えたため、カーナンバーを20へと変更となった。


けれど、ピット上の看板は、今回ドライバーを務める中山友貴と井出有治の名前が掲げられているものの、ゼッケンは18のまま。結局決勝日までここは変わらず……。


第6戦SUGOで初優勝を挙げたVivaC 86 MC。オートポリスも中高速中心でコースレイアウト的に合っておりチャンスと思われたが、松井孝允がスーパー耐久での怪我により欠場。代わって谷川達也が起用され、最終戦も谷川がマシンをドライブすることになっている。


そして、金曜日の夕方からは、昨年も開催された、『おんせん県おおいた味力の夕べ』という歓迎レセプションが行われた。各チームのドライバーや監督らが集まり、大分の魅力、そして“味力”を堪能。数多く振る舞われた料理の中でも大人気だったのは、A4ランクの『おおいた豊後牛』というお肉。こんなに大きいお肉が次から次へと焼かれ、次から次へとなくなっていきます。そして、あっという間に“完売”。


こちらはぱりっと焼き上げた面とシャキッとしたもやしが特徴の日田やきそば。こちらも出来上がるたびになくなって……という盛況ぶり。


スーパーGTでこういったイベントがあるのは他にはあまりなく、オートポリスならではと言えるものだ。大分の温かい歓迎にスーパーGT関係者はみな笑顔をみせていた。


予選日のGAINERピットでは、今回ドライブはしないもののサーキットを訪れている富田竜一郎のお誕生日と、ビヨン・ビルドハイムのELMSチャンピオン獲得お祝いを同時開催。見ても分かる通り、富田選手の愛されっぷりがスゴイ。もうグチャグチャ……。


懐かしい09規定のGT500車両を発見。GTーRの2013年のクルマだが、なぜかフロントフェンダーだけが富士仕様。リヤは通常仕様なので、これはこれで貴重な組み合わせ。


こちらもなんだか懐かしいガライヤ。イベント広場のオートバックスブース前に展示されていたが、古さをまったく感じない。


今回のイベント広場で一際人だかりを集めていたのが、東京モーターショーで発表されたばかりの新型シビック・タイプR。案外あっさりとした展示方法だったが、集まったファンからの注目度はかなり高め。


GT500のポールを決めたインパルのふたり、注目はその頭上。ブリヂストンのキャップのデザインが……。どのように変わっているか、分かる人はかなりのモータースポーツ通


ここからは決勝日の模様。スーパーGT朝のフリー走行の後に行われたFIA-F4選手権のグリッドウォーク。そこでは多くのスーパーGTドライバーを発見! まずは畑享志の元へ、松浦孝亮が訪問。


川端伸太朗のマシン前では脇阪寿一と伊沢拓也を発見!


FIA-F4選手権のグリッドで人気(?)ナンバー1チームは、やっぱりグッドスマイル初音ミクF110。河野駿佑の元へは片山右京監督に谷口信輝、さらにもちろん、父親でもある河野高男エンジニアも激励(?)訪問。


決勝日朝のフリー走行を終えると、GT500のレクサス勢は、一斉にボンネットをガレージ前に立てかけ決勝に向けたメンテナンスを実施。


タイトル争いの天王山でもある今回のレース、グリッドウォーク時にはニスモ宮谷社長も本山哲を激励。決勝は6位フィニッシュで最終戦へ逆転タイトルの望みを残す結果となった。


スーパーGTの決勝前のグリッドウォーク中、織戸学がピットの前で仁王立ち。マネパ ランボルギーニ GT3はスタート前にトラブルが発生し、レースに参加せずリタイア。


さらに、タイトルが掛かっているTOYOTA PRIUS apr GTもトラブルでピットスタートに。オートスポーツ誌のGT300担当者も、ガレージ前で呆然。


ただプリウスのドライバーふたりは、それほど落ち込んでいない様子。実際、ピットスタートでものすごい追い上げでを見せたが、不運もあり13位フィニッシュ。


そんな中、レース後半を務めるドライバーは、グリッドウォーク時はリラックスムード。


こちらは、ピットロードで何やら話し込むレクサス陣営のベテランふたり。話の内容は一体……。


11番グリッドのRAYBRIG NSX CONCEPT-GTは、グリッド上で何やら作業中。こうして隠されると、何をしているのか気になってしまうが……。


逆にシンティアム・アップル・ロータスはエンジン丸見えでグリッドに鎮座。


そんなシンティアム・アップル・ロータスは序盤はトップを独走、後半も良いペースで走行していたものの……。タイヤバーストにより戦線離脱と悔しい結果となった。


レース後、ダブルタイトルを獲得したGAINERのピットで恒例の記念撮影。Tシャツなどのチャンピオン獲得記念アイテムの準備もバッチリ。


レース終了後は、ご覧の濃霧があたり一面を覆い幻想的な風景に……。

 次戦は11月14日・15日とツインリンクもてぎで開催となる最終戦を残すのみ。GT500クラスのチャンピオンの行方は? 次戦もお楽しみに。

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