10月31日~11月1日にオートポリスで開催されるスーパーGT第7戦。このレースを前に、GT500クラス/GT300クラスの参加条件が発表された。
この参加条件はいわゆる“性能調整(BoP)”と呼ばれているもので、GT500クラスはミッドシップ&ハイブリッド搭載のホンダNSXコンセプト-GTに適応され、GT300クラスには全車について最低重量/エアリストリクター径や車高が示されているほか、GT300のターボ車については最大過給圧も設定されている。
今季、GT500クラスのNSXコンセプト-GTについては、昨年から最低重量やハイブリッドシステム重量、ハイブリッド最大アシスト出力等の数値は一切変更されていない。これは今シーズンも同様で第7戦オートポリスでも、これまでと同様の参加条件が適用される。
GT300クラスについては、今季ブランパンGTシリーズを運営するSROモータースポーツ・グループとのコラボレーションにより、サーキット特性に合わせた性能調整が施されることになっているが、第6戦SUGOから第7戦オートポリスに向けて、GT3車両のBoP数値が変更されている。
具体的にはアウディR8 LMSウルトラの車両重量が-5kg、BMW Z4 GT3が+10kg、マクラーレンMP4-12Cが-5kg、ニッサンGT-RニスモGT3(2015)が+5kgと変更されている。また、最大過給圧もニッサンGT-RニスモGT3(2015)に変更が加えられている。給油リストリクター径についてはメルセデスベンツSLS AMG GT3が35mmから37mmに調整が加えられている。
そのほか、エアリストリクター径、最低地上高に関しては、全車種で変更は行われておらず、GT300マザーシャシーを含むJAF-GT車両の数値も変更されていない。
