スーパーGT500クラスに参戦する3メーカーによる合同テストは19日、鈴鹿サーキットで午後のセッションが行われ、18号車童夢のHSV-010 GTがトップタイムをマークした。
午後2時から行われたセッションも天候は良好で、GTマシンの走る姿を見ようとグランドスタンド、逆バンク、シケイン等にはファンの姿も多く見られた。コースオープンとともに、参加した各車が相次いでコースイン、周回を重ねている。
午前中と変わったのは、23号車と3号車のGT-Rのドライバーで、午後は本山哲とブノワ・トレルイエの両方が23号車をドライブ。3号車もトレルイエのドライブで走行したが、あまり周回は重ねなかった。なお、23号車にはHSV-010 GTと同様、今季から装着が義務づけられるキャタライザーが装備されていた。このせいかは分からないが、2台のエキゾーストノートは異なっている。
また、GT300クラスで唯一参加しているJIMGAINERは、午前中に走らせたスーパーGT仕様の11号車に代わって、FIA GT仕様の85号車を投入。周回を重ねている。
HSV-010 GT勢は午後もエースドライバーを中心に周回が重ねられ、午後は大きなアクシデント等もなくセッション終了。午前中同様SC430勢のタイムが計測されていなかったためタイム比較はできないが、18号車童夢のHSV-010 GTがトップタイムをマーク。23号車GT-Rが2番手、以下17号車、32号車、100号車、8号車、3号車と続くことになった。
テストは20日、21日も継続して行われる予定だ。
