来年を前にレースシートを失ったブルーノ・セナが今週ウイリアムズのファクトリーを訪れたと報道されている。
セナは今年ロータス・ルノーGP(来年ロータス)でグランプリに出場したが、契約が延長されず、来年は同チームで再びリザーブドライバーに戻る可能性も検討していると述べていた。
しかしブラジルのGlobo Esporteの報道としてYallaf1.comが伝えたところによると、今週、セナとルーベンス・バリチェロが別々にウイリアムズのファクトリーを訪れたということだ。
バリチェロは2010年からの2シーズン、ウイリアムズのレースドライバーを務めており、来年の残留を望んでいるが、チームはまだ答えを出していない。
Globo Esporteは、セナはウイリアムズでフィジカルテストを行うとともに、ウイリアムズのエンジニアに会ったと伝えている。チームはセナからいい印象を受けており、セナがルノーエンジンでの経験を持っていることにも関心を示しているということだ。ウイリアムズは2012年、エンジンをコスワースからルノーに変更する。
一方、Auto Motor und Sportは、バリチェロはシートを獲得するために500万ドルのスポンサーを確保したと伝えている。Globo Esporteによると、バリチェロは今週月曜と火曜にウイリアムズを訪問したということだ。バリチェロは同じブラジル出身のセナがウイリアムズの候補になっていることを知らなかったという。
ウイリアムズの空きシートに関しては、エイドリアン・スーティルも有力な候補としてうわさされている。