IZODインディカー・シリーズに参戦しているアレックス・タグリアーニ。2012年は、今季からフルタイム参戦を予定しているブライアン・ハータ・オートスポーツに移籍し、インディカーへ参戦する。
2011年は、サム・シュミット・モータースポーツからインディカーに参戦したタグリアーニ。インディ500では、ポールポジションを獲得するなど速さを見せ、シーズンは15位で終えていた。今回移籍するブライアン・ハータ・オートスポーツは、サム・シュミット・モータースポーツの共同チームで、亡くなったダン・ウェルドンと共にインディ500を制し、シーズン中は2012年シャシーの開発を行っていた。
オーナーを務めるブライアン・ハータは、「我々が初めてインディカーフル参戦をするシーズンに、アレックス・タグリアーニを迎えられて誇りに思っている。彼の豊富な経験や熱意は、我々にとって最適だ」とコメント。
「BHAのためにドライブできて本当にハッピーだ。長い間ブライアンを知っているが、彼が誠実でナイスガイだと思っている。彼と共同オーナーのスティーブ・ニューウェイが素晴らしいチームを用意してくれると信じているし、BHAの2012年プログラムを一緒に築けることを名誉に思っているよ」とタグリアーニ。
ブライアン・ハータ・オートスポーツがロータスエンジンを使用することに対しては、「ファクトリーパートナーとしてロータスブランドと共にできることも名誉だ。エンジンとチームの両方を開発するという多くの仕事が待っているが、BHAで働くことを楽しみにしているよ」と語る。
BHAは、1970年代のF1で見せた黒と金のロータスカラーで参戦予定で、タグリアーニのテストは2月に予定されている。