ヴァージンと2011年レースドライバー契約を結んだジェローム・ダンブロシオは、サインするには資金を持ち込むという条件をクリアしなければならなかったと認めた。
21日、ヴァージンはティモ・グロックを残留させ、ルーカス・ディ・グラッシに代わってサードドライバーのダンブロシオをレースドライバーに昇格させることを発表した。その際、チームプリンシパルのジョン・ブースは、「彼(ダンブロシオ)は完全に実績によってこのシートを確保した」と述べていた。
しかし数週間前から、グロックの来季チームメイトの座は500万ユーロ出すことで手に入るとの報道がなされていたと、Motorsport.comが伝えている。
今週、グラビティがマネジメントを担当するダンブロシオは、RTL Belgiumに対し、「もちろん才能もあるが、商業的な条件もあった」と認めたという。
「ベルギーには僕と働いている人々がいるし、(ルノーF1のチーム代表)エリック・ブーリエのグラビティの人たちもずっと僕と一緒に働いてきた」
「僕らはサインするのに必要なパッケージをまとめることができた」