F1の商業権所有者であるバーニー・エクレストンは、チケットが完売となったカナダGPこそF1カレンダーから落ちるべきではなかったと語っている。
1978年から始まったサーキット・ジル・ビルヌーブでのカナダGPは、スポンサーの不在が問題となった1987年と、昨年エクレストンとプロモーターの間でトラブルが起きた2009年をのぞき毎年開催されてきた。
エクレストンはグランプリウイーク初日の金曜日に「モントリオールに戻ってこられたことを素晴らしく思う。正直なことを言えば、第一にここを去るべきではなかった」とespnf1.comに対し語っている。
正式には現地時間木曜の午後3時をもってチケット販売は終了となったが、オーガナイザーは今週始めにイベントが完売していたことを明らかにしている。
「我々は一般の人々の反応に非常に満足している」とイベントプロモーターでオクタン・レーシング・グループおよびカナダGPの会長であるフランソワ・ドゥモンティエ氏はコメントしている。
「地元の人々はこのグランプリを非常に誇りに思っている。昨年12月にチケットセールスが始まってからの彼らの反応は非常に早いものだった」