ポール・ディ・レスタと元マネージャーでルイス・ハミルトンの父、アンソニー・ハミルトンがかかわる裁判が今週高等法院においてスタートした。
ハミルトンSrは、2012年にディ・レスタが契約を一方的に打ち切ったことは不当であり、これによって収入の損失を被ったとして訴訟を起こしていた。
これに対しディ・レスタは、ハミルトンSrとの契約を破棄したのは、エナジードリンクブランド、Go Fastとのスポンサーシップ契約の金銭面に関して欺かれたからであると主張している。
The Telegraphによると、ディ・レスタがGo Fastとの契約話についてハミルトンSrに相談したところ、ハミルトンはフォース・インディアからスポーツドリンクに関する権利を取得した方が契約を進める上で都合がいいとして、それには200万ユーロ必要であると述べたという。
しかしディ・レスタが実際にチームに確認したところ、必要なのは100万ユーロだったことが分かり、ディ・レスタはハミルトンSrとの契約を打ち切ることを決めた。
今週、ディ・レスタの代理人によるハミルトンSrへの反対尋問が行われ、税金問題や、重要なデータが入った大量の携帯電話、ビデオレコーダー、コンピュータなどを紛失した件について厳しく追求された。
裁判は来週まで行われ、来年1月に判決が出る見込みであるとMail Onlineは伝えている。