バーレーンF1合同テスト初日の19日、ロータスが今年初めて公式テストに参加、ロマン・グロージャンがE22で走行を行った。
ロータスは、ヘレスでの最初の合同テストを欠席し、マシン開発に努め、プロモーション目的としての走行を行った後、バーレーンで新車を本格的にデビューさせた。
しかしグロージャンはこの日、8周を走るにとどまり、1分44秒832で全体の9番手となった。
午前中から走行をスタートしたロータスだが、ルノーのパワーユニットのエネルギー貯蔵ユニットに問題が発生し、これを交換することとなった。
「マシンのリヤでたくさんのことが起きていたので、すべてを理解してはいないのだが、エンジンかバッテリーあたりに関係する問題だった。それほどおかしな問題ではない」とグロージャンはコメントしている。
「問題を理解し、明日以降に向けてよりよい解決法を見つけたい」
「セットアップ作業のことはあまり気にしていない。それはフリープラクティスで行うことになるだろう。今は、すべての問題を解決し、ロングランを行う時にマシンがきちんと機能するよう、準備することに集中する」
「マシンにたくさんの変更があったのだから、問題が出る可能性があることは分かっていた」
「マシンの素性がよければ、メルボルンの3回のプラクティスセッションでいいスタートを切ってそこから向上していける」
同じルノーのパワーユニットを使用するレッドブルとトロロッソも、ヘレスに続いてバーレーンテスト初日でもあまり走行できずに終わった。
グロージャンは、マシンのフィーリング自体はよく、ネガティブな驚きはなかったと述べている。
「数周しか走れず、全くプッシュすることができなかったけれど、マシンのフィーリングはよかった」とグロージャン。
「調整したい部分はあるが、予想しなかったこととか、ものすごく奇妙なことというのは全くなかったよ」