全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦富士で、予選トップ3を獲得したドライバーに、予選と決勝に向けてのコメントを聞いた。ロイック・デュバル(DOCOMO DANDELION)は、「僕自身が予想していたよりも早くポールポジションが獲れたよね。オフの間はうまくいっていたとは言え、もっと苦労すると思っていた」と移籍後初ポールを喜んだ。

 予選後の会見は記者会見は、なかなか出席するドライバーが揃わず、予定よりも大きく遅れてスタートした。

ロイック・デュバル(DOCOMO DANDELION):予選ポールポジション
「まずは30分ほどお待たせしてしまって申し訳ない(笑)。今季はチャンピオンを獲って移籍して、初めてポールポジションを獲れて嬉しい。今回の予選Q3でのタイムは、今日ベストのタイムでは無かったけれど、いちばん重要なQ3という場でこのタイムが出せて本当に良かったと思うよ。鈴鹿の頃からマシンはすごく良かったし、チームの人たちが頑張ってくれた。チームにとってもこれは良い結果になったと思うね。(移籍初ポールだけど)僕自身が予想していたよりも早くポールポジションが獲れたよね。オフの間はうまくいっていたとは言え、もっと苦労すると思っていた。もてぎから上向いてきてすごく良くなっていた。今回のレースはもちろん勝ちたいと思うけど、まずは表彰台を目指して戦いたい。ポールポジションが得られたということは、充分そのチャンスがあるということだからね」

平手晃平(Mobil1 IMPUL):予選2番手
「昨日のフリー走行では、前回から1ヶ月半開いて、その間に施したセットアップで臨みました。昨日はちょっと悪い状況だったんですが、いいデータが取れて今回予選に臨んだんです。今日のセットはぶっつけ本番だったんですが、いいセットだというのは分かっていたので、Q3にいける自信がありました。Q1からQ3までほぼセットを変えず、自分の腕とマシンを信じて臨んだ予選になりましたね。昨日のフリー走行からするとマシンの調子も良いので、ポジティブにレースでは勝ちに行きたいですね。僕はなぜか決勝の方が光るドライバーなので、ガンガンオーバーテイクを決めたいと思います(笑)」

小暮卓史(NAKAJIMA)
「遅れてしまってスイマセン。チームに怒られてました(笑)。予選では、今回は初めて予選後にピットに帰りづらいほどの厳しい予選になってしまいました。前日、クルマ自体がそれほど良くなかったんですが、田坂エンジニアがクルマを仕上げてきてくれて、どんどん戦闘力が上がっていきました。それで予選Q2、Q3では僅差でしたがトップで通過できたんですが、Q3では13コーナーでシフトミスをしてしまって……どうしようもないなと。フラットスポットを作ってしまったりとか、ひとりで勝手に暴れてしまった感じです。チームに申し訳ないと思いますね」

本日のレースクイーン

葵くみあおいくみ
2025年 / スーパーGT
チームマッハ 2025 エアバスター アンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円