マルシャF1チームのテスト中に起こったマリア・デ・ビロタの事故を目撃したBBCのレポーターが、クラッシュの状況を語った。

 マルシャは7月3、4日の予定でダックスフォード飛行場で直線テストを開始、テストドライバーを務める女性ドライバーのデ・ビロタが初のテストを行っていた。

 しかし最初のインスタレーションランを終えた後、彼女はチームのサポートトラックの後部に衝突、すぐに救急サービスが呼ばれ、彼女は近くの病院に搬送された。

 英国東救急サービスのスポークスマン、ゲイリー・サンダーソンは次のようにコメントしている。
「女性は生命にかかわるけがを負っており、現場で救急隊員から処置を受けた後、さらなる治療のためにアデンブルックス病院に搬送された」

 デ・ビロタの救助を手伝った救急慈善医療団体マグパスは、彼女は「顔と頭にけがを負っていた」が、病院に到着した際に容態は安定していたとコメントしている。

 マルシャは後に、デ・ビロタは意識がある状態であり、医学的判定を受けていると発表した。

 BBCが伝えたところによると、クラッシュを目撃したBBCケンブリッジシャーのレポーターであるクリス・マンは、マシンは減速していたが、「突然加速して」トラック後部に突っ込んだとコメントしている。
「マシン上部と彼女のヘルメットが(トラックに)直撃したようだ」とマン。
「彼女は15分ほど動かなかった」
「あの時は本当に恐ろしかった。私の周囲には、彼女をよく知る人たち、家族や友人、エンジニア、マネージャーたちがいたんだ」

 デ・ビロタのマシンはテストでは200mphのスピードにまで達していたが、クラッシュ直前にはペースを大幅に落としていたといわれている。

 ケンブリッジシャー警察のスポークスマンは、救急サービスから「レーシングカーとトラックのクラッシュは低速でのものだった」との報告を受けたと述べている。
「ドライバーは重傷を負ったようだ。我々は地元の衛生安全委員会事務局に報告を行う」

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