ヤルノ・トゥルーリは、ケータハムF1チームから契約を解除されたことに対して腹を立ててはおらず、そうせざるを得ない事情は理解していると語った。
ケータハムは17日、2012年の契約を有していたトゥルーリとスポンサーの後ろ盾を持つビタリー・ペトロフを交代させることを発表した。1997年にF1デビューを果たし、256戦を戦ったトゥルーリは、今年のシーズン開幕を直前にしてシートを失った。
「僕は腹を立ててはいない」とトゥルーリは通信社Ansaに対してコメントしている。
「ケータハムとは別れることになるかもしれないと、心の準備をしていた。厳しい経済状況のなか、ケータハムは十分な後ろ盾を持つドライバーを見つける必要に迫られていただろうことは分かっていたからね」
「小規模チームはある必要に迫られて、ある種の契約を結ばざるをえないことは明らかだ。ペトロフの貢献によってチームで働く全員の将来がより平穏になることを願っている」