トヨタはフォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)の第9戦、第10戦から、中山雄一をTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)ドライバーとして支援することを決定したと発表した。
中山は東京都出身の19歳で、カート卒業後2006年、2007年にフォーミュラ・トヨタ・レーシング・スクール(FTRS)を受講し、FCJに参戦。今季は開幕から新記録となる8戦連続でのポールポジションを獲得し、全12戦中8戦を終えた時点で6勝。8月8日(日)のもてぎ大会第8戦で、残り4戦を残して早くも今季のシリーズチャンピオンを確定させた。
次戦の鈴鹿ラウンドから中山のドライビングスーツとマシンにTDPロゴが配され、車両名「TDPスカラシップFCJ」でレースに参戦することとなる。
TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)は、トヨタ自動車による若手ドライバーの支援プログラムで、これまでに中嶋一貴をはじめ、今季F1で活躍している小林可夢偉、国内で活動する平手晃平、石浦宏明、大嶋和也、井口卓人、そして全日本F3で快進撃を続けている国本雄資と蒲生尚弥の8名が支援ドライバーとして活躍しており、中山がこのメンバーに加わることとなる。