ウイダー ホンダ レーシングで今季のスーパーGT500クラスに挑む小暮卓史が、メインスポンサーであるウイダーからのサポートに大きな期待を寄せている。ウイダーはあの浅田真央選手に対するサポートプログラムも行っており、今回のスポンサーシップでレーシングドライバーに適したトレーニングおよび栄養面での指導を行うという。
新たに「ウイダーinゼリー」をメインスポンサーに迎える今季の18号車で、昨年に続きドライバーを務める小暮がウインダーブランドが展開するアスリートへのサポートプログラムに強い関心を示した。
「レーシングドライバーは一年を通して最高のパフォーマンスを発揮しなければならない。その意味で今シーズンをウイダーさんと一緒にレースできるのはすごく心強い」という。
小暮はさらにドライバーとしての理想の体作りに取り組みたいとも語り、「プロテインやサプリメントなども有効活用したい。それに体作りへのアドバイスやトレーニング内容も教えてもらえるので、とても楽しみにしている」と、アスリートととしての心構えを見せている。
ウイダーブランドを展開する森永製菓はあらゆるスポーツ選手をサポートしていることでも知られ、先日のバンクーバー五輪女子フィギアスケートで銀メダルを獲得した浅田真央選手に対しても、トレーニングメニューや栄養管理といった面からトータル的なサポートを行っている。
また、モータースポーツの世界でもホンダの2輪活動において長いサポート経験と実績を持っており、会見に同席した森永製菓株式会社ウイダー事業本部の松崎勲本部長もモータースポーツならではのサポートを約束した。
「ドライバーはクルマのなかで長い時間座っているので瞬発系ものよりも持久系のトレーニングが主になります。またレースはコーナーが連続するので左右均等、バランスのいい体を作るのも大事です」と説明。
「スタートからゴールまで体が同じ状態を保てるようにする、ゴールしたときにいかに疲労を残さないような体を作る、といったことがトレーニングの上で重要になってきます」と言い、「中村監督はじめ小暮選手、デュバル選手、チームスタッフすべての方にトレーニングや栄養面でサポートを行い、今シーズンの活躍につなげてもらいたい」と、チームとともに戦う姿勢を示した。