9月3日(水)、筑波サーキットにて本年のマカオグランプリに出場するナイトスポーツRX-8のシェイクダウンが行われました。ナイトスポーツの中村英史代表によると、13Bターボエンジンは537馬力にパワーアップしており、ギア比の最適化によりさらなる加速性能の向上を狙っている、とのことです。また、本年は11月15日(土)に行われるマカオグランプリ・ロードスポーツチャレンジのほか、12月14日(日)にタイで開催されるバンセングランプリにこのRX-8を出走させる予定です。

 6回目のチャレンジとなる本年、マカオGPロードスポーツチャレンジのルールが変更となり、使用できる燃料のオクタン価が97に制限されるとのこと。中村代表は、「全てのエントラントに共通なことですが、やはりパワーダウンは免れないでしょう。その分山側の加速でカバーできるかどうかが鍵ですね」と語っています。ドライバーの谷川達也は、「これまでに表彰台は何度も経験しているので、今年はなんとしても真ん中を狙いたいです」とコメントしました。クルマは、このあと細部の調整を行い、9月末には船積みとなります。

 マカオからに約1ヶ月後に行われるバンセンGPは、タイ国内最大級のモータースポーツイベントで、南シナ海に面した観光地として有名なバンセンビーチの一般道を封鎖して行われる市街地レースです。長い直線を直角コーナーで結ぶレイアウトであり、スーパーカーレースやトラックレース、プロダクションカーレースなどが行われます。このレースでナイトスポーツRX-8をドライブするのは、タイスーパーレースでマツダ2のプロダクションレースカーを走らせているマイケル・フリーマン(オーストラリア)です。

 この日はじめて筑波サーキットに現れ、初めてナイトスポーツRX-8に乗ったフリーマンは、「筑波はとてもいいコースですね。タイプの違うマシンが混走するスポーツ走行だったので少し注意して走る必要がありました。ナイトスポーツRX-8は大変美しいマシンです。もちろん、爆発的パワーが印象的でした。まだまだクルマについて学び、なれる必要があると思いますが、バンセンでのレースが楽しみです」と話していました。

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