GP2ドライバーのフェリペ・ナスールは、来季のリザーブドライバーとしてF1で経験を積む道も視野に入れているようだ。
GP2のドライバーズランキングで3位につけているナスールは、以前トロロッソのドライバー候補として名前が浮上。ただ、現在はテストドライバーもしくはリザーブドライバーとして来季のF1に登場するのではないかと見られている。
現在21歳のナスールは、スカイ・ブラジルやブラジル銀行の支援を受けているほか、キミ・ライコネンのマネージャーでもあるスティーブ・ロバートソンがマネジメントを担当。加えて、ナスールのデビューは、ブラジル人ドライバーがいなくなってしまうことを危惧するバーニー・エクレストンの支持も受けていると言われている。
ナスールはブラジルの『Globo』に対し、来季のシート獲得を目指していることを認めつつ、リザーブドライバーになるという選択肢に関しても「確かにそれも計画に含まれている」と語ったとmotorsport.comが伝えている。
「(ニコ)ヒュルケンベルグや(バルテッリ)ボッタスの例があるからね。彼らはレースドライバーになる前に金曜日(のフリー走行)を担当していた」
「僕にとってもそれはいいことだ。すべてのコースを知っている訳ではないからね。そうして走行距離を稼ぐのは非常に重要なことだよ」