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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.11.17 00:00
更新日: 2018.02.17 04:18

ニッサン、MOTUL AUTECH GT-Rが逆転王座獲得


2014.11.16
NISSAN GT-R NISMO GT500、逆転で年間王座獲得

SUPER GT第8戦 レースレポート
11月16日 ツインリンクもてぎ (栃木県)

 シリーズ王者を決めるSUPER GT最終戦(第8戦)決勝レースが11月16日(日)に栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎ(一周. 4.801km)で行われ、ポールポジションからスタートした#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が優勝。シリーズランキング3位から逆転でシリーズチャンピオンの座を手に入れました。

 週末の二日間、快晴に恵まれたツインリンクもてぎには、両日合計で47,500名もの観客が訪れ、王者決定戦となった最終戦にふさわしい賑わいを見せました。250kmの決勝レース(53周)は、1周のフォーメーションラップののち、午後1時7分にスタートしました。

 ロニー・クインタレッリ駆る#23 GT-Rは、ポールポジションからのスタートとなりましたが、直後にトップグループから抜け出し後続を引き離しにかかりました。その後、優勝候補の#36レクサスRC Fと同#12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が接触するアクシデントがありましたが、#23 GT-Rと2位の#46 S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝)は影響を受けず、リードを広げていきました。

 #23 GT-Rは29周にピットインし、松田次生に交代。ピットクルー達も給油、タイヤ交換などの作業をミスなく迅速にこなし、暫定2位でマシンをコースに戻しました。33周目にトップを走っていた#19 RC Fがピットインして再び首位となると、松田も力強い走りで後続とのギャップを広げていきます。その後ランキング2位の#37 RC Fが猛烈な勢いで追い上げ、のちに2位となって#23 GT-Rに追いすがりましたが、松田はそれを寄せ付けることなく、反対に差を約52秒に広げてフィニッシュラインを通過。ポールトゥフィニッシュを決めました。この今季二度目の勝利によって、シリーズランキングは逆転首位となり、NISMOは6年ぶりのシリーズチャンピオンの座を手にしました。