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F1ニュース

投稿日: 2010.11.25 00:00
更新日: 2018.02.15 23:53

ニューエイ「ライバルからのせこい非難に腹が立った」


 レッドブル・レーシングのチーフテクニカルオフィサー、エイドリアン・ニューエイは、2010年チームはダブルタイトル獲得を達成したものの、これほどまでにライバルたちからマシンが非合法だという“せこい非難”を受けた年は過去になかったと述べた。       

 マクラーレンとメルセデスは、レッドブルとフェラーリのフロントウイングがフレキシブルなのではないかとの疑いを表し、これに対応してFIAはウイングの検査をより厳格にしたが、結局は両チームともこれをパスした。

「別にこれによって注意がそれたということはないが、腹立たしかった」とニューエイはレッドブルの公式サイトのインタビューにおいてコメントしている。
「今季はパドック内で、せこい非難がわき起こった。こんなシーズンは今まで経験したことがない」
「残念だが、我々がフロントウイングにおいて行ったことはメディアやFIAにいつまでも調べられた。FIAには調査する義務がある。彼らはこういった問題に真剣に対処しなければならないのだ。しかし我々の行為は完全に合法だった」

 また、予選Q3になるとレッドブルは急にコンマ3秒も速くなり、その理由が分からないとライバルチームが述べているが、それも根拠がないでまかせにすぎないとニューエイは述べた。
「Q3のパフォーマンスがQ1やQ2と比べて大きく違っていたとは、正直言って思わない。わざわざ統計をとったりはしていないが、一度か二度ドライバーたちがQ3でタイムがよかったら、そういう話が出てきて、皆が突然書きたて、それが証拠もなしに本当のことにされてしまったということだと思う」
「Q1やQ2ではハード側のタイヤで1回のランだけで通過したために、Q3でソフト側のタイヤを使った時に大きく違っているように見えたのかもしれない。だが、基本的にこれはでまかせにすぎない」