レッドブルとフェラーリのフロントウイングに対しライバルチームが疑問の声を上げていることを受け、FIAはベルギーGPからフレキシブルウイングのテストをこれまでよりも厳格にすることを決定したと報じられている。
上記2チームのウイングの“たわみ”がマクラーレンとメルセデスから指摘され、FIAはドイツとハンガリーで検査を行ったが、レギュレーション違反は見つからず、合法と判断された。しかし実際にはウイングのたわみが目で確認できるとして、FIAのチャーリー・ホワイティングが検査の厳格化を決めたという。これまではフロントウイングのエンドプレートに50kgのウエイトを乗せて、最大10mmのたわみが許されていたが、次戦からはウエイトを倍の重さにして検査を行うと、チームに通達がなされたようだ。