2011年F1ヨーロッパGPの土曜予選で、ルノーのニック・ハイドフェルドは9位、ビタリー・ペトロフは11位だった。
■ロータス・ルノーGP
ニック・ハイドフェルド 予選9位
3回目のプラクティスでいくつか小さなセッティング変更をしてみた。このプラクティスは大きな問題なく予定どおりいった。予選については、Q1は思ったほどうまくいかなかった。タイヤをセーブするために1周しかしないつもりだったんだが、ついてないことにフライングラップでトラフィックに遭ってペースを落とさざるをえなかったので、予定していたより多くの周回を走り、タイムを記録しなければならなかった。Q2は問題なかったけれど、通過するためにタイムを更新する必要があり、新品オプションでもう1周走った。これはうまくいき、9番手になり、トップ10に入ることができた。Q3ではスーティルがタイムを出しにいかないようだったので、僕らもすぐにピットに戻った。上位のマシンは圧倒的に速いタイムを出していたからね。もちろんマシンに乗っているときに呼び戻されても、残ってアタックしたいよ! でもタイヤをセーブするという意味で正しい決断だった。僕らとしては9番手と11番手よりも上を狙っていたけれど、現実的に考えると、今日の速さからしてこれが僕らの位置だった。今は、明日強力なレースを戦うことを期待している。
ビタリー・ペトロフ 予選11位
僕と10番手との差はほんのわずかだった。でもこれがレースだ。時には他のマシンの方が速い時もある。でも明日はまた別の展開になりうる。特に問題はなく、単に十分な速さがないだけだった。明日のレースでは必死にプッシュするよ。長いレースになるし、気温が高く、楽なレースにはならないだろう。データを分析し、フレッシュタイヤでもっといいパフォーマンスを見せられることを期待している。オーバーテイクがかなり見られると考えているし、リヤタイヤをベストな状態に保てるのが誰なのかが大きなカギになる。ここではデグラデーションがこれまでほど大きくないから、バルセロナのようなレースにはならないだろう。僕らは大きく前進していい結果を手に入れることができるはずだ。