バルセロナでのF1合同テスト初日を終えたルイス・ハミルトンが、メルセデスのマシンにポジティブな感触を持っていると語った。
雨に見舞われた28日、ハミルトンはこの日参加した11人中最多の113周を走破した。午前中のベストタイムをマークした後、午後にはウエットからドライへと変化するなか、インターミディエイトとミディアムタイヤを履いてレースシミュレーションを行った。
ハミルトンはミディアムタイヤでこの日の2番手タイム1分24秒348を記録している。
「走行距離を稼ぎ、自分をレースモードに戻し、タイヤや燃料のセーブの仕方を理解することに集中した」とハミルトンはBBCに対してコメントした。
「すべて分かっていることだけど、改めて理解し直したかった」
「前のクルマよりよくなっているところもあれば、もっと改良できる部分もある。このマシンには明らかにポジティブな要素がある。今は信頼性の向上や、抱えている問題の解決にあたっている」
ハミルトンは、メルセデスは翌日以降に新しいパーツを試す予定であると明かした。金曜にはニコ・ロズベルグが乗ることになっており、ハミルトンは土曜にテストでの最後の走行を行う。