マクラーレンのルイス・ハミルトンは、フェルナンド・アロンソと組んだ1年の間にドライバーとして多くのことを吸収できたと語った。また、今はフェラーリに行くつもりはないが、将来のことは分からないとも述べている。
ハミルトンはマクラーレンとの契約が来年末で切れるため、移籍の可能性も推測されている。フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリは、アロンソのチームメイトとしてハミルトンを起用する可能性は否定しないと述べている。
2007年、マクラーレン時代にアロンソとハミルトンはチームメイト同士だったが、チームはふたりの才能あるドライバーをうまく扱いきれず、アロンソは契約を早期終了して1年でマクラーレンを離脱した。アロンソはルノーを経てフェラーリに移籍、すでに2016年までの長期契約を結んでいる。
スペインのASから、いつかフェラーリに乗りたいという気持ちはあるかと聞かれたハミルトンは、次のように答えたとStar Onlineは伝えた。
「今のところそういう計画は全くないし、そうしたいという気持ちやそうすべきだという感情はない」
「でもフェラーリは素晴らしいチームだ。将来何があるかは予想できないよ」
ハミルトンは、アロンソと過ごした1年の間に、どうすればより優れたドライバーになれるかを学んだと述べた。
「アロンソはとてつもなく速いドライバーだ。本当に信じられないほど速い。特別な才能と驚異的な速さを備えている。皆知っていると思うが、彼は常にベストを尽くすんだ」
「ドライバーとして、彼から多くのことを学んだ。彼のチームメイトを務めたおかげで、僕はドライビングを向上させることができた」