ルイス・ハミルトンが、今年フェルナンド・アロンソとタイトル争いができれば嬉しいと語った。ハミルトンは幼いころからサポートされてきたマクラーレンから離れ、今年メルセデスに移籍した。
ここ3年、タイトル争いができずにいるメルセデスに移るハミルトンは、時間をかけてチームを成長させていく計画であり、今年すぐに結果を出すのは簡単ではないとコメントしている。
しかしアロンソは、ハミルトンは極めて優れたドライバーであり、メルセデスに移籍した一年目から何度か優勝できるだろうと最近語った。アロンソは、自分にとって最強のライバルはハミルトンであるとこれまで何度も述べている。
ファンがハミルトンとアロンソのタイトル争いを見たがっていると言われたハミルトンは「僕もその戦いが見たいな」と答えたとMirrorが伝えた。
「また彼と戦えるようなクルマに乗れれば、かなりわくわくする展開になるだろう」
アロンソが、ハミルトンならメルセデスで今年何度か優勝できるだろうと発言したことを受けて、ハミルトンは「彼の言うとおりになればいいね」と述べた。
「フェルナンドがポジティブなことを言ってくれると嬉しい」
「僕は昔から彼を高く評価していた。僕らが前に進み、成長し、互いを尊敬し合えるようになって、本当に嬉しいよ」
「僕も彼に対して同じように感じている。彼は何年も素晴らしい仕事をしている」
「僕は昔から彼のことを褒めてきた」
マクラーレンでのチームメイト時代には不仲と伝えられたハミルトンとアロンソだが、その後、互いを尊敬し合える関係になれて嬉しいと、ハミルトンは述べた。
「あのころ、僕らの間にはたくさんの壁があり、勢いでいろんなことを言った。でも今はかなり話をするようになった」
「少し成長してから振り返ると、自分の状況を理解し、年長者を敬うべきだと分かる」
「僕は自分の場所を与えられて感謝していた。でもこう思っていたんだ。『僕を平等に扱ってくれ。そしたらどうなるか分かるから』って」
「今はただ『特別扱いは一切されたくない』と言う。自分の力を証明できるよう、同等のチャンスが欲しいだけだ」