2011年F1イギリスGPの金曜プラクティスで、マクラーレンのルイス・ハミルトンは1回目8位/2回目4位、ジェンソン・バトンは1回目15位/2回目5位だった。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ルイス・ハミルトン フリー走行1=8位/2=4位
今日はウエットになって残念だ。ファンの皆にいいショーを見せたかったからね。彼らは1日中、寒くひどいコンディションと立ち向かわなければならなかったんだ。残りの週末は天候が改善されるようだから嬉しいよ。天気がよくなるよう祈っている。
走行時間が不足していたにも関わらず、今日はかなり勇気付けられた。いくつかのものをテストをし、クルマからかなりいいフィーリングを得られた。もしドライになれば明日は面白くなりそうだ。クルマはいい状態にあると思うからね。新しいリヤウイングもポジティブな感じだ。でも、明日と決勝で使用するかどうかはこれから決断しなければならない。
スチュワードの元に行った理由は、ウエット状態でのDRSの正しい使い方について話し合うためだった。今日の午前中、僕らはウエット状態でスリックを履いて走ったのだが、そういう場合にDRSを使用できるかどうかルールブックには明確に記載されていないんだ。スチュワードは、次のレースに向けてレギュレーションの表現をより明確にするために理解したがっていた。レギュレーションをより明確で安全にするため、いくつか調整するよう提案もしてきた。とても有意義な訪問だったよ。
ジェンソン・バトン フリー走行1=15位/2=5位
今日はちょっとフラストレーションのたまる1日だった。午後にいい走行ができると思っていたが、雨により実現できなかったし、すべてを評価する機会を得られなかった。FP1ではクルマのバランスはOKだった。残りの週末は雨にならないようなので、新しいレギュレーションの解釈が僕らにどれほどの影響を及ぼすか明日以降に把握できるだろう。新しいリヤウイングが今までのものと比べて改善になっているのか、本当のところ分からない。ダウンフォースレベルが異なっているが、残りの週末でどれを使用するのかまだ決めていない。
シルバーストンの新しい施設は素晴らしいね。唯一の問題点は、ピットレーンの端からは僕らはファンが見えないし、ファンも僕らを見ることができないことだ! それでも、この改修に携わったすべての人が素晴らしい仕事をした。