ルイス・ハミルトンが、現在のところレッドブル・レーシングが他のクルマに比べて“ばかばかしいほど速い”と主張しているようだ。
2009年シーズンに成功を収めたレッドブルは、今季の開幕戦でもセバスチャン・ベッテルがスパークプラグのトラブルが発生するまでレースをリードしていたが、オーストラリアGPを前にハミルトンは、レッドブルのペースは“非常識”なほどであると語った。
「レッドブルはばかばかしいほど速いね。昨年の彼らのクルマは我々の2倍のダウンフォースがあった。シーズン終盤に至っても我々よりも多くのダウンフォースを稼いでいたはずだ。僕らだって2勝しているんだけどね。彼らはとても大きなマージンを持った最も速いクルマを手にしている。公平に見て彼らがもっとも進歩しているはずだよ」
さらに、フェラーリはレッドブルに最も近い位置にいて、その少し後方にマクラーレンとメルセデスが位置しているとも話している。
「フェルナンド(・アロンソ)はバーレーンでとても速かったが、それでもまだ2番手だろう。僕らはメルセデスと同じレベルにいるのだと思う。僕たちはウイークエンドにもっと良い仕事をするつもりだが、それでもメルセデスとのバトルになるだろう」