2011年F1マレーシアGPの土曜予選で、マクラーレンのルイス・ハミルトンは2位、ジェンソン・バトンは4位だった。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ルイス・ハミルトン 予選2位
ほとんど完璧なラップだった。ターン14で0.15秒失ったけどね。思っていたよりもトップにかなり近づくことができたし、それはポジティブな材料だ。フロントロウが獲れてすごく嬉しい。メルボルンよりもいいスタートができれば、もっと戦えると思うし、1コーナーと最初の数周でセバスチャン(・ベッテル)と競うチャンスもあると思う。明日のレースは3回ストップになりそうだ。この2日はドライだったから、明日もドライだといいな。雨になれば、フロントロウは確実に有利になるし、順位を上げるチャンスも大きくなるだろうけどね。僕らは開発レースでレッドブルを抜くことができるよ。それがいつになるかだけの問題だ。毎戦新しいコンポーネントを持ち込むためにプッシュし続けなければならない。このマシンの開発を最大限までプッシュしていける。
ジェンソン・バトン 予選4位
Q2がQ3だったらよかったのにと思うよ。でもそうじゃないんだよね。Q3でほんの少しだけオーバーステアが出た。でもそれは僕が選んだセッティングの方向性だった。バランスはすごくよかったけれど、最終セクターでタイヤを少し傷めてしまい、そのために4位になった。明日は面白い戦いになりそうだ。たぶん多くの人たちが考えていたよりも僕らはレッドブル勢に近づくことができた。それに、後ろとの差は大きい。だから明日は4人の戦いになるだろう。メルボルンでの僕らのスタートはあまりよくなかった。今回はよければいいね。僕らのKERSハイブリッドシステムはとても優秀だ。その助けを借りて1コーナーにアタックしたい。明日が楽しみだ。この2日は雨が降らずに済んでいる。ドライのレースになれば、レッドブル勢に戦いを挑めるはずだ。