ルイス・ハミルトンは、マクラーレンからメルセデスに移籍するという決断を最初は誰もが批判したが、その批判が間違っていたことを証明できたと語った。
ハミルトンは幼いころからサポートを受けてきたマクラーレンを離れ、今季からメルセデスに加入した。メルセデスは2010年からワークスチームとして参戦しているが、昨年のランキングは5位と低迷していた。
しかし今季のメルセデスは素晴らしいパフォーマンスを発揮、第10戦までに3勝を挙げ、ポイントリーダーのレッドブルを69点差で追う2位につけている。
ハミルトンは第10戦で移籍後初優勝を獲得、リーダー、セバスチャン・ベッテルから48点差のランキング4位となっている。
「僕にとってすごくポジティブなシーズンだ」とハミルトン。
「今年初めの段階では、誰もが僕の決断を批判していた」
「この決断が正しかったのか間違っていたのか、議論が行われ、誤った選択だのなんだのと言われた」
「でもチームと僕は皆の方が間違っていたということを、1戦1戦、着実に証明し続けた」
「今、僕らはコンストラクターズ選手権で2位に位置している。皆が励まされる結果だ。自分がそれに貢献できることを光栄だと思っている」
「ここまで上位に浮上できるなんて考えたこともなかった。まだどちらの選手権でもタイトルに手が届く位置にいるなんてね」