今季たびたびクラッシュを喫しているルイス・ハミルトンは、今後も自分のドライビングスタイルを変えるつもりはないが、できるだけトラブルを起こさないよう努力すると述べた。

 ベルギーGPで小林可夢偉と接触、リタイアを喫したハミルトンは、今季、チームメイトのジェンソン・バトンを含む何人かのドライバーと接触しており、何度かペナルティを受けている。
 ハミルトンの走りは危険であるとかアグレッシブすぎるなどといった批判も出ているが、彼自身は今後もレースへのアプローチは変えないと述べた。

「これからも自分のやり方で走る」とハミルトン。
「ただ、トラブルにかかわらないよう、できる限りの努力をする。誰かをオーバーテイクするときには、相手に余分なスペースを残すようにするよ!」

 前戦ノーポイントに終わり、ポイントリーダーのセバスチャン・ベッテルとの差が113ポイントに拡大してしまったが、ハミルトンはこれからいい結果を出していけば、批判は収まるだろうと述べた。

「いい結果を何度か出して挽回できるよう努力するよ。それができれば僕について否定的なことを書くのをやめさせられるからね。そういう記事を読んではいないけど、僕に関してひどい話が書かれているという話は聞いている。だから、君たち(メディア)に僕についていいことを書いてもらえるような材料を提供できればいいなと思っているんだ」

「(今年)リタイアは2回か3回だから、他のドライバーたちと変わらない。でも自分でも僕の方がひどいレースをしていると感じる。モナコはひどかった。でもそれもすべて僕のせいってわけじゃない。決勝中に事故があったのは確かだけど」
「僕が常にトラブルを抱えているから、標的になりやすいんだと思う。でもそのうちそういう風な形で注目される状態から抜け出し、いい形で注目を浴びられるようになる。そして皆いいことしか言うことがなくなるんだ」
「これまでで一番よくない年だという気がしている。2007年も2008年も事故は何度かあった。でもタイトルを獲ったらそういうことは忘れられた。今はタイトルを争っていないからそこが違うんだと思う」

「(ベルギーの)決勝ではいいポジションにいて、少なくとも2位は争えた。でもミスをしてしまったんだ。あれは僕がアグレッシブだったわけではなく、彼(可夢偉)がそこにいるのを知らなかっただけなんだ。僕のドライビングスタイルはアグレッシブだと人は非難するけれど、あの事故はそれとは全く関係なかった」

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